財団について

理事長ご挨拶

よりよい医療と福祉の向上発展に、
寄与したいと考えております。

古川 國久

一般財団法人 古川医療福祉設備振興財団 理事長

古川 國久

私は、子供の頃から「方谷さんのようになりなさい」と言われて育ちました。方谷さんとは、私の出身地でもあります岡山県の郷土の偉人「山田方谷」のことです。その方谷が、越後長岡藩の河井継之助に贈った言葉に「至誠惻怛」という言葉があります。「まことだけでは人間というものは本物ではない。いたみ悲しむこころが備わっていることが重要だ」という教えです。

この山田方谷の教えである「至誠惻怛」を旨とし、今日まで日本全国の数多くの医療、福祉施設等の立ち上げに関わってまいりましたが、この世界に入り、2024年で60年を迎えることになりました。

昨今、急なペースで少子高齢化が進んでおりますが、既存の枠組みを超えたライフイノベーション(医療・福祉分野の革新)が求められてきていることを痛感するとともに、このライフイノベーションが、今後の世界的な高齢化社会に対応した、我が国発信の重要なビジネスモデルの一つとなると確信しております。

この時流を捉え、ライフイノベーションの一助となるべく、これまでの経験で培った、医療設備を柱とした医療機器・設備、福祉機器・設備、病院設計・建築、医療福祉情報システム等の領域に関するノウハウを後進に伝えるとともに、更なる発展を促したいという強い思いから、私財を投じ本財団を設立する事となりました。

これらの領域における高い功績に対して顕彰・助成することを通じて、広く医療、福祉等施設・設備産業の向上発展に寄与したいと考えております。
当財団が、これらの分野における学生の皆様の夢を支え、新たな未来を拓くための一助となることを願っています。

財団概要

名称 一般財団法人
古川医療福祉設備振興財団
英文名 Furukawa Medical & Welfare Foundation
所在地 〒565-0853 
大阪府吹田市春日3丁目20番8号
設立年月日 2013(平成25)年3月12日 設立
設立目的 当財団は、我が国におけるライフイノベーション(医療・福祉分野の革新)を促進させるために、医療機器、医療設備、福祉機器、病院設計・建築、医療福祉情報等の領域に必要な助成を行い、以って広く社会に貢献、寄与するため、次の事業を行う。
  • 1)医療、福祉、病院設計・建築、医療福祉情報等の分野で貢献した者の顕彰
  • 2)医療、福祉、病院設計・建築、医療福祉情報等の分野の研究並びに調査に対する助成
  • 3)医療、福祉、病院設計・建築、医療福祉情報等の分野の講習会、セミナー、シンポジウム等の開催
  • 4)その他、この財団の目的を達成するために必要な事業

財団のシンボルマーク

「f circle」マーク

古川医療福祉設備振興財団の思いを表すシンボルマークとして、
「f circle」マークを制定しています。

丸く円を描くfのかたちは地球や未来を表し、重なり合う線は人と人が繋がる医療を表象しています。
この「f circle」マークを財団のシンボルとして、理念を表すものとしています。
当財団は、明るい未来を築くために、これからも、医療と福祉に貢献していきます。