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2014/03/18

顕彰・研究助成対象者が決定いたしました。

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顕彰・研究助成対象者決定のお知らせ

当財団は、我が国におけるライフイノベーション(医療・福祉分野の革新)を促進させるために、医療設備、病院設計・建築、医療機器、福祉機器、医療福祉情報等の領域で多大な功績に対する顕彰と必要な助成を行い、以って広く社会に貢献、寄与することを目的としております。
平成26年3月18日午前10時より、「第1回 古川医療福祉設備振興財団 顕彰・助成対象者」を決める選考委員会が開催され、下記の通り決定いたしました。

■顕彰対象者 (平成25年度 団体・個人、順不同)
1. 公益財団法人 チャイルド・ケモ・サポート基金様
  顕彰分野 社会活動・建築計画
  顕彰内容  小児がんの患者と家族のQOL(Quality Of Life-生活の質)に配慮した病院づくりにおける実績。

2. 株式会社トシ・ヤマサキまちづくり総合研究所 代表取締役 山崎 敏(ヤマザキ サトル)様
  顕彰分野  都市計画
  顕彰内容  高齢者のための街づくり、医療・保健・福祉環境などに関する調査研究を通じた、住宅・社会福祉施設
        など建築に関連するコンサルティング業務における実績。

3. 横浜国立大学 名誉教授 小滝 一正(オタキ カズマサ)様
  顕彰分野  建築計画
  顕彰内容  長年にわたる、医療福祉施設の環境評価手法に関する研究及び教育活動。

4. 一般社団法人 日本医療福祉設備協会様
  顕彰分野  社会活動
  顕彰内容  半世紀にわたる日本の病院設備の研究・改善・普及活動を通じて社会に貢献されてきたことに関する功績。

5. 医療法人社団和風会 千里リハビリテーション病院様
  顕彰分野  病院経営
  顕彰内容  患者の立場に立った病院建築を追求し、全室個室の病室、院内レストランなど、病院の中に「いえ」を
        持ち込み、患者へハード・ソフト両面で医療を提供する姿勢とその実績。

6. 社会医療法人北斗会 さわ病院 理事長 澤 温(サワ アツシ)様
  顕彰分野  病院経営・治療システム開発
  顕彰内容  精神科病棟の施設が患者へ与える影響の研究を通じ、独自の治療システムを考案し、病院建築で
        実証導入した功績。
7. 公益財団法人 大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院様
  顕彰分野  病院経営
  顕彰内容  倉敷紡績社長大原孫三郎の遺志を継ぎ90有余年にわたり、増改築を繰り返しながら常に利用者である患者、
        家族及び使用者である職員のために優れた環境を提供し続けた実績。

8. 有限会社UR設計 代表取締役 辻野 純徳(ツジノ ヨシノリ)様
  顕彰分野  建築計画
  顕彰内容  倉敷中央病院の増改築の設計管理業務をはじめ、多数の医療・福祉施設における、患者・入所者の
        視点を基盤とした設計活動実績。

9. 英国 家庭医療専門医 澤 憲明(サワ ノリアキ)様
  顕彰分野  医療活動
  顕彰内容  イギリスに根付いた医療行為を通じた視点から、これからの日本の医療制度と家庭医療の課題やあり方に
        ついて研究・提言した実績。

■研究助成対象者 (平成25年度 団体・個人、順不同)
1. 清水建設株式会社 技術研究所高度空間技術センター 山田 容子(ヤマダ ヨウコ)様
  最新の術式に対応した複数の手術室における手術中の室内環境を実測により、術後感染症発症率の低下、術者作業環境の
  快適性の確保、省エネなどを実現する最新の手術室に適した空調システムの開発及び、手術室の環境予測シミュレー
  ションの開発を行うための基本データを蓄積するための基礎研究。

2. 広島国際大学 医療経営学部 助教 服部 建大(ハットリ タケヒロ)様
  過疎化の発展する地域を事例に、ICTを用い医療提供体制を病院内から在宅医療の推進を図ることを目的とすると同時に、
  ITを活用して医師や看護師の業務負担軽減、在宅医療・介護の質向上を目指し、在宅医療コミュニケーション支援の構築
  を試みる。

3. 滋慶医療科学大学院大学 医療管理学研究科 講師 岡 耕平(オカ コウヘイ)様
  人工透析患者の在宅医療について、在宅でも安全に利用できる機器開発のため、現状の人工透析コンソールの在宅利用に
  おける問題点を、現行製品の機能的評価と医療者と在宅患者へのインタビュー調査を通じて明らかにし、整理していく。

4. 公益社団法人 日本ファシリティマネジメント協会 ヘルスケアFM研究部会様
  東日本大震災後、病院におけるBCP(事業継続計画)・BCM(事業継続マネジメント)の重要性は緊急かつ必須の課題を
  受け止められているが、実施の策定状況は十分とはいえない現状の元、災害時の病院トリアージ(治療や搬送の優先順位を
  つけて負傷者を分類する)の前に、まず自院のトリアージと地域のトリアージを開始して、限られた医療資源を地域に
  最適に活用できるシステムの構築へ向けた活動。

5. 大阪市立大学大学院 生活科学研究科 准教授 小池 志保子(コイケ シホコ)様
  高齢期に入る住人が増える大阪市内及び郊外住宅地において、公的賃貸住宅及び古民家を対象として、地域の空き家で
  ある建築ストックをサービス付き高齢者住宅や地域のコミュニティスポットなどに福祉転用する計画をシミュレーション
  などにより比較検討し、その可能性を探る。

6. 大阪市立大学 工学研究科 都市エネルギー研究開発センター
  環境省事業専任 特任准教授 高木 舞人(タカギ マイト)様
  医療・福祉の現場において高齢者の事故の過半を占める「転倒事故」防止を目的として室内環境(温度、照度)と
  身体機能の関係を明らかにし、高齢者自身の気づきによる事故防止及び医療・福祉現場において転倒事故の可能性の
  増大を予測するサービスやシステムの確立。

7. 清水建設株式会社 技術研究所高度空間技術センター 
  ヒューマンケアプロジェクト 川上 梨沙(カワカミ リサ)様
  医療・福祉施設の病室・居室を対象に、微生物の生育条件と皮膚粘膜の防御機構及び快適性其々に因果のある湿度の
  制御を行うことで、健康かつ快適となる空間の創造を目指す。

8. 神戸芸術工科大学 デザイン学部 環境・建築デザイン学科 助手 小菅 瑠香(コスゲ ルカ)様
  医療拠点の分散、拠点からの見渡しなどの観点から様々な病棟を分析・評価し、空間と業務効率についての考察を行う。

■顕彰・研究助成選考委員一覧
委員長 河口 豊 広島国際大学名誉教授、滋慶医療科学大学院大学教授
委 員 山下 信一 ㈱山下 代表取締役社長
委 員 田中 一夫 ㈱病院システム 代表取締役社長
委 員 加藤 毅 元 酒井医療㈱ 代表取締役社長
委 員 山本 行俊 ㈱システム環境研究所 代表取締役社長
委 員 小松 正樹 アイテック㈱ 常任顧問
委 員 細入 誠一 ㈲HEW研究所一級建築士事務所 代表

■本件に関するお問合せ先
一般財団法人 古川医療福祉設備振興財団 事務局
瀧川 博三、 上月(こうづき) 直樹
〒565-0853大阪府吹田市春日3-20-8 シップヘルスケアホールディングス㈱内 
T E L:06-6369-0130

※顕彰表彰式・研究助成金贈呈式については、こちら

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